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長岡京市の歴史

歴史的建造物が多く残されている京都。
そんな京都には世界中から観光客が訪れます。
京都府の中でも観光客が多い京都市の近くに長岡京市があります。

長岡京市の市名の由来は『長岡京』です。
長岡京は山城国乙訓郡に存在した日本の首都でした(784年から794年まで)
桓武天皇時代に、都を奈良・平城京から長岡に移されました。
794年には京都・平安京に移されてしまい、長岡京は約10年の都となりました。

長岡京市は有名な古典と通ずる深い歴史を持っています。
平安時代には『伊勢物語』の主人公『在原業平』が晩年を過した地であり、
日本の貴族、政治家でありながら学問の神として有名だった『菅原道真』が
大宰府への左遷される時に、名残惜しんだ地とも言われています。
またあの有名な『枕草子』(清少納言作)には長岡京市が登場しています。

歴史的な寺院も多く残されています。
国の重要文化財となっている木造千手観音立像(平安初期)が安置されている光明寺は、
建久9年(1198年)に法然の弟子、蓮生(熊谷直実)が念仏三昧堂を建立したのが始まりです。
また、菅原道真と深い結びつきのある長岡天満宮は京都を代表する神社の一つでもあります。

深い歴史を後世に伝えようと、長岡京市の観光協会では、
長岡京市の歴史検定が行われているんですよ!
縁があって長岡京市や周辺に住まわれる方は是非参加してみてくださいね!